algotのブログ

モノ作ってるときに考えてることのストック

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ペダンティック武装

奥の深い話を分かりやすく話す人は頭が良いなと思うが、その真逆だもんなあ。 武装は不安から来る防御反応。「俺には分からんけど何か物凄く難しい事を考えてらっしゃるんだなあ、頭良いんだなあ」と思われたがり。 シンプルで冗長さの無いロジックの上にミ…

人は何らかの規則性に美を感じる

たとえ全体の意図は分からなくても何かしらの規則性・抽象性、類似性が見えると人は美しさを感じ、快感を覚える。 規則としての通念、前提知識があると、そこからあえて外れた作品も評価出来る。

お門違いの敵意

本当の敵は何なのか。今目の前の人物は敵意を向けるべき人間なのか。 安易に敵意を向ける前に一旦諸悪の根源を探るべき。 そしてそれは自分の力で解決できるものなのか。それとも全力で逃げるべきか。 それともただ自分が弱い人間に当たってストレスを解消し…

個人的な事に関しては僕には失敗する権利があります。頼むから試行錯誤させてください。

様々なパターンを模倣する中からメソッドを読み取るのが僕の快楽の一つなので、いきなり外から義務的に正解を求められるのは正直辛いのです。 完璧主義は身を壊しますし。

批評眼ゲームに関わるのはしんどい。

「こういうキワモノ作品を評価出来るオレ」的自意識がしんどい。キワモノを批判しても「これが理解出来ないその他大勢」として見下されデメリットしか無い。批評する側の批評眼を証明する為に利用されているだけだと気づいていない無垢な作り手も見ていてい…

想像力は未知なものに対する恐怖を無くす為に使う

未知なものは恐怖。生物としての防御本能。 明るい未来を想像出来れば恐怖は無くなり、前に進んでチャレンジできる。 潜在意識は想像を現実と区別出来ない。

作品はインテリジェンスよりマインド

知性や知識より思考回路とロジックが知りたい。

アートはインタラクティブなもので、鑑賞者もプレイヤーになれる。

アーティストが空けた神秘の謎という思考する余地があり、自分なりの答えを埋めることによって鑑賞者毎に個々の完成品が生まれる。つまりアートは問いかけである。 鑑賞者に考える余裕と知識があるといいが、完全に受け身のマグロだと楽しくない。 アートじ…

創作の快感と鑑賞の快感は別モノ

作ってる時のフロー状態や達成感で物凄く良いものに見えたりするが、完成物のみを見る鑑賞者はそこに対する想像力は無く、ただ目の前の物体から造形とストーリーを解釈する。

良いものを作るには良いものだけを見ても意味が無い。

良いものも悪いものも見て、良し悪しの差分を見極める思考が必要。 良い物だけを見るのではなく、良いものになる為のメソッドを学ぶことが大事。

パターン→メソッド→アーカイブ

技術習得プロセス。70点レベルを作る為の基盤。 限りなくパターンを探して模倣し、個々の差分から規則性や類似性を見出し、構造的なメソッドを発見し、何度も実践して方法論として確立したらアーカイブ化する。 作業の快感はメソッドを発見する知的興奮と、…