algotのブログ

モノ作ってるときに考えてることのストック

モチベーションはどうやったら出るのか

モチベーションが出る状態とは、一言で言うと「具体性」が見えてきた状態、つまり完成形とこれから始める作業の見通しが立つ状態だ。

 

つまり「意欲」や「能力」といったエネルギーを放出できる道筋ができた状態である。

 

ヤンキー上がりのボクサーで例えれば、ケンカで培った「身体能力」や「闘争心」のエネルギーをボクシングを通して放出できることを理解した状態だ。ここを理解できれば相手を倒す、チャンピオンになるという具体性が見え始め、それを達成する為であれば地道で過酷なトレーニングにもモチベーションを持って頑張ることができる。

 

何もない状態からモチベーションが湧くことなどはあり得ないのであり、具体性が見えない限りモチベーションが湧くのを待つのは無駄である。

 

しかしそもそも具体性はどうやって見えてくるのか。

矢吹ジョーが丹下段平に出会ったのは運でしか無いが、誰もが運に頼ってはいられない。

意図的に具体性を見つけるなら「計画性」と「忍耐」が必要になってくる。普段から欠かさず情報収集し、達成プロセスや思考回路のサンプルを集めておく。そして具体性が見えてくるまでひたすら案を出し続ける。大方は良い案が浮かばないことが多いが、このプロセスは忍耐が必要不可欠だ。ひとたび具体性が見えてくれば後はモチベーションを持って行動力の虜となれるが、その域に達するまではひたすら計画と忍耐を続ける必要がある。

 

つまりモチベーションは最初から勝手に出てくるものでは無く、「計画性」と「忍耐」の後から出てくるものなのだ。